稲垣足穂の著作一覧
一千一秒物語
1923年1月
金星堂
B6 カバー
序-佐藤春夫
*作家社版、沖積舎版の復刻版あり。
月から出た人 星をひろった話 投石事件 流星と格闘した話 ハモニカを盗まれた話 ある夜倉庫の蔭で聞いた話 月とシガレット お月さんと喧嘩した話 思ひ出 MURMUR 月光鬼語 或る晩の出来事 THERE IS NOTHING SO-METHING BLACK 黒猫の尾を切った話 突き飛ばされた話 はね飛ばされた話 押し出された話 キッスした人 霧に欺された話 ポケットの月 嘆いて帰った者 雨を撃ち止めた話 月光密造者 彗星を取りに行った話 星を食べた話 AFTER OF THE CONCERT TOUR DE CHAT NOIR 星か?花火か? 自分を落としてしまった話 瓦斯灯とつかみ合ひをした話 星でパンをこしらへた話 星に襲はわれた話 果して月へ行けたか? 水道へ突き落とされた話 月を上げる人 MAN OF THE MOON ココアの悪戯 月のサーカス MOON RIDERS 煙突から投げ込まれた話 停電の原因 黒猫を撃ち落とした話 蝙蝠の家 散歩前の小話 THE BLACK COMET CLUB 友達がお月さんに変った話 見てきたやうなことを云ふ人 フクロトンボ 辻強盗 銀河からの手紙 THE WEDDING 自分によく似た人真夜中の訪問者 ニューヨークから帰ってきた人の話 月の客人 何うして彼は酔よりさめたか THE GIANT-BIRD 黒い箱 土星が三つ出来た話 お月さんを食べた話 お月さんが三角になった話 星と無頼漢 果たしてビール瓶の中にホーキ星が入ってゐたか? 何うして彼は煙草を吸うようになったか? MOON SHINE |
鼻眼鏡(新進作家叢書45)
1925年9月
新潮社
B6小型・仮とじ
(収録作品)
RちゃんとSの話 | ||
私とその家 | ||
鼻眼鏡 | ||
或る小路の話 | ||
セピア色の村 | ||
煌ける城 | ||
WC |
1926年2月
金星堂
B6・箱
(収録作品)
黄漠奇聞 | ||
星を売る店 | ||
チョコレット | ||
星を造る人 | ||
『星遣ひの術』に就て | ||
緑色の円筒 |
1927年3月
金星堂
B6・カバー
(収録作品)
TALES
天体嗜好症
「タルホと虚空」
月光密輸入
THE
MOONRIDERS
彗星問答
廿世紀須弥山
村の騒動
童話の天文学者
天文台
Essays and
Sketches
私の耽美主義・附チックタック氏公開状
われらの神仙道
無性格論
形式及び内容としての活動写真
オートマチックラリー
ラリーシーモン小論
UP-TO-DATE-BEYOND
ガス燈物語
あの頃の飛行機
ベニスの思い出
STARPICTURE「ラリイ将軍珍戦記」を観て
パンダライの酒場
散歩しながら
ラリイの夢
手帳から
Pちゃんと西洋人
ハイエナ追撃
カールと電燈
空中世界
Other Tales
「ちょいちょい」日記
つけ髭
A CURIOUS
EPISODE
美学
白鳩の記
海の彼方
或る倶楽部の話
その山の話
木犀
鷺香水
1928年5月
春陽堂
B6・カバー
(収録作品)
TALES
天体嗜好症
「タルホと虚空」
月光密輸入
THE
MOONRIDERS
彗星問答
廿世紀須弥山
村の騒動
童話の天文学者
天文台
Essays and
Sketches
私の耽美主義・附チックタック氏公開状
われらの神仙道
無性格論
形式及び内容としての活動写真
オートマチックラリー
ラリーシーモン小論
UP-TO-DATE-BEYOND
ガス燈物語
あの頃の飛行機
ベニスの思い出
STARPICTURE「ラリイ将軍珍戦記」を観て
パンダライの酒場
散歩しながら
ラリイの夢
手帳から
Pちゃんと西洋人
ハイエナ追撃
カールと電燈
空中世界
Other Tales
「ちょいちょい」日記
つけ髭
A CURIOUS
EPISODE
美学
白鳩の記
海の彼方
或る倶楽部の話
その山の話
木犀
鷺香水
山風蠱
1940年6月
昭森社
B6・箱
(収録作品)
山風蠱 | ||
夢野抄 | ||
木魚庵始末記 | ||
フェヴァリット | ||
石榴の家 | ||
石膏 | ||
きらきら草子 | ||
地球 |
空の日本 - 飛行機物語
1943年1月
三省堂
A6・カバー
(収録作品)
はしがき
第1章 夜あけ(1)
第2章 夜あけ(2)
第3章 日野少佐及び徳川大尉
第4章
私の模型飛行機
1 はじめて見た模型飛行機
2 実物模型への関心
3 翼及び翼布
4 張線
5 滑走車
6 発動機
7
放熱器
8 模型のなげき
第5章 白鳩の記
第6章 民間の人々
第7章 空の日本
天体日本 - 星の學者
1944年6月
柴山教育出版社
B6.仮とじ
(収録作品)
はしがき
神武天皇に始まる
中世の天文学
新気運
澁川春海の時代
大阪の人々
日本に於ける地動説
蘭学者の事情
明治以降
付録
近代日本天文学年表
彌勒(文学新輯6)
1946年8月
小山書店
B6・仮とじ
(収録作品)
第一部 真鍮の砲弾 |
第二部 墓畔の家 |
宇宙論入門
1947年11月
新英社
B6・仮とじ
(収録作品)
第1章 恐ろしき未来
第2章 円周なき円
第3章 宇宙空間の極遠
第4章
相対論による宇宙模型
第5章 真紅の壁に囲まれた我等の郷土
第6章
世界は神の夢である
明石
1948年4月
小山書店版
B6・仮とじ
*新風土記叢書6
1963年10月
木村書店版
B6・カバー
*小山書店版同名書に第5章を加筆
(収録作品)
第1章 赤い石
第2章 パノラマ城
第3章 人丸神社
第4章
明石の上の館はどこにあったか
ヰタ・マキニカリス
1948年5月
書肆ユリイカ版
B6・仮とじ・カバー
(収録作品)
黄漠奇聞 | ||
星を造る人 | ||
チョコレット | ||
星を売る店 | ||
「星遣いの術」について | ||
七話集 | ||
或る小路の話 | ||
セピア色の村 | ||
緑色の円筒 | ||
煌ける城 | ||
白鳩の記 | ||
「タルホと虚空」 | ||
星澄む郷 | ||
天体嗜好症 | ||
月光騎手 | ||
海の彼方 | ||
童話の天文学者 | ||
北極光 | ||
記憶 | ||
放熱器 | ||
飛行機の哲理 | ||
出発 | ||
似而非物語 | ||
青い箱と紅い骸骨 | ||
薄い街 | ||
リビアの月夜 | ||
お化けに近づく人 | ||
紅い雄鶏 | ||
夜の好きな王の話 | ||
電気の敵 | ||
矢車菊 | ||
ココァ山の話 | ||
飛行機物語 | ||
ファルマン |
|
ヰタ・マキニカリス
1956年5月
的場書房版
A5・箱
カラー絵1点・フィルムの栞
*48年書肆ユリイカ版同名書の100部限定版
(収録作品)
黄漠奇聞 | ||
星を造る人 | ||
チョコレット | ||
星を売る店 | ||
「星遣いの術」について | ||
七話集 | ||
或る小路の話 | ||
セピア色の村 | ||
緑色の円筒 | ||
煌ける城 | ||
白鳩の記 | ||
「タルホと虚空」 | ||
星澄む郷 | ||
天体嗜好症 | ||
月光騎手 | ||
海の彼方 | ||
童話の天文学者 | ||
北極光 | ||
記憶 | ||
放熱器 | ||
飛行機の哲理 | ||
出発 | ||
似而非物語 | ||
青い箱と紅い骸骨 | ||
薄い街 | ||
リビアの月夜 | ||
お化けに近づく人 | ||
紅い雄鶏 | ||
夜の好きな王の話 | ||
電気の敵 | ||
矢車菊 | ||
ココァ山の話 | ||
飛行機物語 | ||
ファルマン |
惡魔の魅力
1948年7月
若草書房
B6・仮とじ
(収録作品)
私の宇宙文学 | ||
雪ヶ谷抄 | ||
ヰタ・マキニカリス | ||
悪魔の魅力 | ||
予言 | ||
新生の記 | ||
天文学者というもの | ||
有楽町の思想 | ||
放熱器 | ||
俗人論 | ||
子供たちと道徳 | ||
フェヒナーの地球擁 |
彼等 (THEY)
1948年11月
櫻井書店
A5・横転変
(収録作品)
彼等(They) | ||
菫とヘルメット | ||
ひぐらし | ||
レーディオの歌 | ||
北洛師門 | ||
菟(Lepus) | ||
古典物語 |
少年愛の美学
1968年5月
徳間書店
A5・カバー・箱
*装幀・飾画 - 亀山巌
1970年4月
徳間書店
A5・箱
*68年の同名書に「秋夜長物語」が加わった改訂増補版
文庫版
(収録作品)
はじめに | |
第1章 幼少年的ヒップナイド | |
第2章 A感覚の抽象化 | |
第3章 高野六十那智八十 |
僕のユリーカ
1968年6月
南北社
B5変・箱
*意匠-高橋睦郎 装幀-山本美智代
1979年8月
第三文明社レグルス文庫版
新書・カバー・仮とじ
*68年南北社版同名書の新書版
*解説-相澤啓三 装幀-栃折久美子
1986年9月
沖積舎版
A5変・箱
*装幀-藤林省三
(収録作品)
緒言 彼らはいかにあったか
第一部 ド・ジッター宇宙模型
第二部
ハッブル=ヒューメーソン速度距離関係
附録 ロバチェフスキー空間を旋りて
東京遁走曲
1968年8月
昭森社
A5・箱
*装幀-亀山巌
(収録作品)
東京遁走曲 | ||
わが庵は都のたつみ | ||
随筆ヰタ・マキニカリス |
ヴァニラとマニラ
1969年5月
仮面社
A5・箱
*装幀-山本美智代
(収録作品)
臀見鬼人 | ||
緑の蔭 | ||
ヴァニラとマニラ | ||
Prostata~Rectum 機械学 |
ヒコーキ野郎たち
1969年10月
新潮社
B6・箱
*解説-松村実 装幀-山本美智代
(収録作品)
ヒコーキ野郎たち | ||
ロバチェフスキー空間を旋りて | ||
Prostata~Rectum 機械学 | ||
山ン本五郎左衛門只今退散仕る |
一千一秒物語(文庫版)
1969年12月
新潮社
文庫・仮とじ・カバー
ライト兄弟に始まる
1970年3月
徳間書店
A5・カバー・箱
*装幀.扉写真-亀山巌
(収録作品)
ライト兄弟に始まる |
附録1 武石道之介航海日誌 |
附録2 武石浩玻在米日記 |
附録3 武石家訪問記/松村実 |
絵本-逆流のエロス
1970年6月
現代ブック社
B5・箱
*稲垣足穂論/宗谷真爾
解説・資料/高橋鉄
詩/佐伯犯生
イラスト/ふじ沢光男
松永真和
(収録作品)
一千一秒物語-月に関する抄 | ||
A感覚とV感覚 | ||
Prostata-Rectum機械学 |
機械学宣言-地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車
1970年
仮面社
新書・仮とじ・箱
*装幀-中村宏
(収録作品)
機械学・命題
機械学・正篇 中村宏
機械学・対話篇
稲垣足穂、中村宏
機械学・補篇
機械学と物理学-わたしのプリズム-稲垣足穂
光学的地平線による自覚的蒸気機関車の解説
呪物事典
中村宏
足穂事典 稲垣足穂
|
機械学宣言-地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車(限定版)
上記銅板製特装限定本300部
稲垣足穂作品集-Works of Taruho
1970年9月
新潮社
B6・箱
*装幀-山本美智代 七宝焼-長谷川淑子
タルホ = コスモロジー
1971年4月
文藝春秋
B6・箱
*解説-松村實 装幀-山本美智代
(収録作品)
タルホ=コスモロジー | ||
幼きイエズスの春に |
鉛の銃弾
1972年
文藝春秋
A5・箱
*装幀-山本美智代
(収録作品)
轣轆 | . | . |
鉛の銃弾 | . | . |
附録 月球儀少年 |
パテェの赤い雄鶏を求めて
1972年3月
新潮社
B6・箱
*装幀-野中ユリ
(収録作品)
パテェの赤い雄鶏を求めて | ||
足穂映画論 | ||
我が黙示録 | ||
非ユークリッドへの憧れ | ||
わが稲垣足穂小全と読者群 | ||
月愛三昧 | ||
コリントン卿登場 | ||
お化けのムーン | ||
飛行精神 | ||
三島ぼし隕つ | ||
ギリシア的男性愛への憧れ | ||
廻るものの滑稽 | ||
真鍮の砲弾 | ||
瀬戸内晴美さんとの問答 |
菫色のANUS (稲垣足穂自撰短篇集)
1972年6月
芸術生活社
変形(173×154)・箱
*口絵-稲垣足穂自筆画2点
*表紙絵・セコンダリーフォト-国分正夫
(収録作品)
煌ける城 | ||
夢がしゃがんでいる | ||
白鳩の記 | ||
飛行機の哲理 | ||
「星遣いの術」について | ||
童話の天文学者 | ||
ココア山の話 | ||
放熱器 | ||
電気の敵 | ||
ファルマン | ||
犬の館 | ||
夏至近く | ||
つけ髭 | ||
フェヴァリット | ||
螺旋境にて | ||
第三半球物語 | ||
オールドゥヴル | ||
痔の記憶 | ||
アドラティ=バウァナ | ||
菫色のANUS | ||
世界のはて | ||
夢と「存在」 | ||
デザートの代りに |
青い箱と紅い骸骨
1972年10月
角川書店
A5・箱
*装幀-門田ヒロ嗣
(収録作品)
青い箱と紅い骸骨 | 文科 | 昭和6年11・12月 |
七話集 | 新潮 | 大正13年1月 |
北極光 | 新潮 | 昭和4年11月 |
星澄む郷 | 新潮 | 昭和2年11月 |
矢車菊 | 文学 | 昭和7年12月 |
薄い街 | セルパン | 昭和7年1月 |
或る小路の話 | 新潮 | 大正13年9月 |
美しき穉き婦人に始まる | 「山風蠢」 | 昭和15年 |
莵 | 文学界 | 昭和14年3月 |
地球 | 新潮 | 昭和15年5月 |
愚かなる母の記 | 新風土 | 昭和17年9月 |
底無しの寝床 | カルト・ブランシュ |
ミシンと蝙蝠傘
1972年12月
中央公論社
B6・箱
*装幀.挿画-山本美智代
(収録作品)
ミシンと蝙蝠傘 | . | . |
天守閣とミナレット | . | . |
墜落 | . | . |
稲生家=化け物コンクール |
天族ただいま話し中 (稲垣足穂対談集)
1973年10月
角川書店
B6・カバー
装幀-亀山巌
(収録)
小松左京 | 日本・地球・宇宙 | . | . |
五木寛之 | 反自然の思想 | 「短歌」 | 昭和48年3月号 |
大橋巨泉 | 男は道徳、女は身だしなみ | 「週刊朝日」 | 昭和46年9月3日号 |
草柳大蔵 | ラテン系日本人とサクソン系日本人 | 「週刊文春」 | 昭和47年5月5日号 |
亀山巌 | 天族ただいま話し中 | 「作家」 | 昭和41年2月号 |
加藤郁乎 | 地上とは思い出ならずや | 「現代詩手帖」 | 昭和45年1月号 |
中村宏 | 地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車 | 「機械学宣言」 | . |
野坂昭如 | A感覚とG感覚 | 「週刊文春」 | 昭和45年6月1日号 |
タルホ座流星群
1973年6月
大和書房
A5変・カバー
*装幀-中島かほる 挿画-亀山巌
(収録作品)
神戸三重奏 | 神戸っ子 | 昭和46年1月-3月 |
空間の虹色のひづみ | ZINTA | 昭和46年創刊号 |
紫色の35mmのきれっぱし | 海 | 昭和46年6月号 |
「後庭花」雑話 | ちくま | 昭和47年12月号 |
「タイル」方丈記 | 話の特集 | 昭和43年3月号 |
続アドラティ=バウァナ | 話の特集 | 昭和48年2月号 |
白いニグロからの手紙 | 話の特集 | 昭和44年6月号 |
我が棲いはヘリュージョンの野の片ほとり 厭わしきカルニアの運河に沿うた地下墓地だ |
話の特集 | 昭和46年7月号 |
誰にも似ないように | 芸術生活 | 昭和47年5月号 |
我が見る魔もの | 芸術生活 | 昭和47年1月号 |
Curtiss! Curtiss! | 科学朝日 | 昭和45年11月号 |
タルホ座流星群 | 小原流挿花 | 昭和47年10-12月号 |
バブルクンドの砂の嵐 | 週刊読売 | 昭和48年2月10日号 |
1973年9月
呪物研究所
総銅製・14頁・重さ20㎏余・限定13部
*画工-中村宏 製版-広橋精版印刷 金工-銅亀
(収録作品)
イカルス
終末期の密教
1973年9月
産報
B6・カバー
*本文写真-羽泳光利 扉絵-前田常作 カバー-平野杏子
(収録作品)
密教的なもの
コリントン卿登場
1974年1月
美術出版社
A4変・箱
*野中ユリ、種村季弘と共著
*豪華限定本30部、限定本20部、普及本の3種
*装幀・レイアウト-神田昭夫 玻璃版製版者-石塚七郎
(収録作品)
童話の天文学者 | 未詳 | 未詳 |
電気の敵 | 新青年 | 昭和7年8月 |
薄い街 | セルパン | 昭和7年1月 |
カールと白い電燈 | 婦人画報 | 未詳 |
アフロディテ=ウラニア | 血と薔薇 | 昭和43年11月 |
コリントン卿登場 | 文芸世紀 | 昭和14年12月 |
『コリントン卿登場』(限定30部本の番外本)
稲垣足穂 野中ユリ 種村季弘
美術出版社 昭和49年刊
おくれわらび
1974年4月
中央公論社
B6・カバー
*装幀・挿画-まりの・るうにい
(収録作品)
私の祖父とシャルル・パテェ | 海 | 昭和47年9月 |
鼻高天狗はニセ天狗 | 海 | 昭和47年11月 |
生活に夢を持っていない人々のための童話 | 海 | 昭和48年2月 |
おくれわらび | 海 | 昭和48年5月 |
単3乾電池 | 海 | 昭和48年7月 |
男性における道徳
1974年6月
中央公論社
B6・カバー
装幀-山本美智代
(収録作品)
性における道徳 | . | . |
梵天の使者 | . | . |
物質の将来 |
タルホフラグメント
1974年7月
大和書房
A5変・カバー
*装本-中島かほる 挿画-まりの・るうにい
(収録作品)
窮乏礼賛 | 朝日新聞 | 昭和49年1月5日 |
桃山暮し記 | 朝日新聞 | 昭和47年8月12日 |
「生」の陰の「犠牲」 | 読売新聞 | 昭和47年10月19日 |
ユメと戦争 | 潮 | 昭和46年5月 |
大きな三日月に腰かけて | 京都新聞 | 昭和44年7月1日 |
「GGPG」の思い出 | 日本近代文学館・第18号 | 昭和49年3月15日 |
銀河鉄道頌 | ユリイカ | 昭和45年7月 |
旅順海戦館と江戸川乱歩 | 江戸川乱歩全集6(解説) | 昭和44年9月 |
朔太郎オナニスト | ユリイカ(臨時増刊号) | 昭和47年4月 |
加藤郁乎カプリチオ | 加藤郁乎詩集 | 昭和46年10月 |
サド侯爵の功績 | ユリイカ | 昭和47年4月 |
「モナリザ」騒動記 | 芸術新潮 | 昭和48年12月 |
モナリザの秘密はその「不貞美」にある | 芸術新潮 | 昭和49年4月 |
男色考余談 | 南方熊楠全集9 | 昭和48年3月 |
「ニセモノ」としての美女 | 潮 | 昭和48年12月 |
王と王妃 | 話の特集 | 昭和45年7月 |
私はいつも宇宙の各点へ電話をかけている | 海 | 昭和46年1月 |
わたしの神変自在なソロバン | PHP | 昭和46年7月 |
神への漸近線上 | 読売新聞 | 昭和45年8月11日 |
密教的なもの | 「終末期の密教」(産報) | 昭和48年9月 |
人間人形時代
1975年1月
工作舎
A5変・仮とじ・カバー
*編集構成-松岡正剛・杉浦康平 ブックデザイン-杉浦康平・中垣信夫・海保透
(収録作品)
カフェの開く途端に月が昇った
人間人形時代
宇宙論入門
1975年10月
読売新聞社
A5・箱
*編集-松岡正剛 挿画-まりの・るうにい ブックデザイン-杉浦康平 協力-海保透、鈴木一誌
*全3巻で1箱に収まる
エアクラフト 解説-中村宏
アストロノミー 解説-松岡正剛
ウラニスム 解説-河村錠一郎
がんじす河のまさごよりあまたおはする仏たち
1975年10月
第三文明社
B6・箱
*解説-松山俊太郎 “弥勒から弥勒まで” 装幀-山本美智代
(収録作品)
Ⅰ. | ||
東洋の幻想 | ||
兜卒上生 | ||
僕の弥勒浄土 | ||
廻るものの滑稽 | ||
別の秩序 | ||
生の連続 | ||
Ⅱ. | ||
悪魔の魅力 | ||
姦淫への同情 | ||
新生の記 | ||
幼きイエズスの春に | ||
Ⅲ. | ||
有楽町の思想 | ||
俗人論 | ||
子供たちと道徳 | ||
フェヒナーの地球擁護 | ||
Ⅳ. | ||
弥勒 |
多留保判 男色大鑑
1977年6月
角川書店
上・下-和装・箱 別巻-1帖
(19 × 25㎝) 付録-1軸 (19㎝)
*造本-杉浦康平 協力-海保透、赤崎正一
美しき学校
1978年7月
北宋社
四六変・カバー
*付録 佐藤春夫 “美しい町”、 堀切直人 “美しい家
イナガキタルホ詩集
1982年2月
名古屋豆本
稲垣足穂全詩集
1983年5月
宝文館出版
A5・箱
*解説-中野嘉一、 稲垣足穂・詩作品年譜-山田野理夫、 あとがき-中野嘉一
稲垣足穂作品集
1984年7月
沖積舎
A5・箱
*70年の新潮社版同名書を再刊したもの。
タルホと多留保
1985年7月
沖積舎
B6・箱
*足穂・志代年譜-高橋康雄
*稲垣足穂と稲垣志代の共著
緑の蔭
1987年6月
沖積舎
A5・箱
*69年仮面社版“ヴァニラとマニラ”の再刊。新たに堀切直人の解説“少年の秘密の石”を付す。
東京きらきら日誌
1987年8月
潮出版社
B6・仮とじ・カバー
*編集・解説-高橋康雄 挿画-まりの・るうにい 装幀-戸田ツトム、松田行正 写真-戸田智雄
生活に夢を持っていない人々のための童話
1988年3月
第三文明社
*解説-高橋康雄
*造本・装幀-大塚恵子 カバー・扉写真-戸田智雄
月球儀少年-極美についての一考察
1988年6月
立風書房
*解説-高橋康雄
*企画・構成-高橋康雄
*造本・挿画-羽良多平吉
稲垣足穂詩集
1989年
思潮社
*現代詩文庫1037
*編-中野嘉一
*装幀-田辺照男
タルホ神戸年代記
1990年4月
第三文明社
*解説-高橋康雄 “宇宙的郷愁”
*編集-高橋康雄
*装幀-戸田ツトム 挿画-まりの・るうにい
飛行機物語
1990年6月
第三文明社
*解説-高橋康雄
*編集-高橋康雄
*装幀-戸田ツトム 挿画-まりの・るうにい
稲生家=化物コンクール
1990年9月
人間と歴史社
*解説-高橋康雄
*制作-論風社
*装幀-戸田ツトム・岡孝治
びっくりしたお父さん
1991年5月
人間と歴史社
*解説-高橋康雄
*制作-論風社
*装幀-戸田ツトム・岡孝治
*挿画-まりの・るうにい
星の都
1991年5月
マガジンハウス
*解説-荒俣宏
*企画・編集-香川真吾 翻訳-落石八月月
*資料協力-小谷孝司
*造本・装丁-羽良多平吉 タイトルロゴデザイン-ネヴィル・ブロディ
タルホ大阪・明石年代記
1991年7月
人間と歴史社
*解説-高橋康雄
*制作-論風社
*装幀-戸田ツトム・岡孝治
*挿画-まりの・るうにい
花月幻想
1994年3月
立風書房
*解説-高橋康雄
*装幀-芹澤泰偉 挿画-辻和子
足穂映画論-フィルモメモリア・タルホニア
1995年10月
フィルムアート社
*解説-香川真吾
*編集-郡淳一郎 編集協力-香川真吾、小谷孝司
*書容設計-羽良多平吉&エディックス
稲垣足穂全集(書肆ユリイカ版)
1958年4月より刊行開始
稲垣足穂全集刊行会
新書・箱
*伊達得夫の死去により7巻で中断される
稲垣足穂大全(普及版)
1969年6月第一巻刊行、以下続刊
現代思潮社
*全6巻(各巻月報および作品年譜付き。)
*編集-萩原幸子、川仁宏 協力-加藤郁乎
一千一秒物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
星を造る人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥42
星を売る店‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥58
「星遣いの術」について‥‥‥‥‥‥‥‥74
緑色の円筒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥84
「タルホと虚空」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥92
天体嗜好症‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥96
童話の天文学者‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 108
似而非物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 114
彗星倶楽部‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 128
螺旋境にて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 140
私の宇宙文学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 148
横寺日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 172
僕の“ユリーカ”‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 194
古典物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 274
未来派へのアプローチ‥‥‥‥‥‥‥‥ 312
ロバチェフスキー空間を旋りて‥‥‥‥ 364
白鳩の記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 390
飛行機の哲理‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 404
飛行機物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 410
フアルマン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 436
ライト兄弟に始まる‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 444
*稲垣足穂大全作品年譜(松村実)‥‥ 621
第2巻 1969.9.10
つけ髭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
鼻眼鏡‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
WC‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥18
Aと円筒 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
ちょいちょい日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥34
菫とヘルメット‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥46
夢がしゃがんでいる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥56
星は北に拱く夜の記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62
きらきら草紙‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥68
新=犬つれづれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥76
彼等(THEY)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥92
レーディオの歌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 114
フェヴァリット‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 122
かものはし論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 142
緑色のハット‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 150
明治大正少年気質‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 158
臀見鬼人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 174
緑の蔭‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 194
ヴァニラとマニラ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 230
ジッドの少年愛論‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 270
バートン男色考からの摘要‥‥‥‥‥‥ 296
宮武外骨の『美少年論』‥‥‥‥‥‥‥ 340
南方熊楠児談義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 400
*稲垣足穂大全作品年譜II(松村実)‥ 467
第3巻 1969.11.28
A感覚とV感覚‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
異物と滑翔‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥42
玉子少年‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥42
塔下の対話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥47
春の鳥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥61
Prostata~Rectum 機械学 ‥‥‥‥‥‥‥70
澄江堂河童談義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 124
『稚児之草子』私解‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 148
秋夜長物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 170
北山の春‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 192
山ン本五郎左衛門只今退散仕る‥‥‥‥ 214
少年愛の美学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 256
*稲垣足穂大全作品年譜III(松村実)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 477
第4巻 1970.2.28
美しき穉き婦人に始まる‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
菟‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥58
蜩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥86
北落師門‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥96
夢野‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 114
父と子‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 132
白昼見‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 176
愚かなる母の記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 222
地球‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244
弥勒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 268
底なしの寝床‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 326
木魚庵始末書‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 336
方南の人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 350
世界の巌‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 372
死の館にて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 394
有楽町の思想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 412
夏至物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 426
雪ケ谷日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 444
戸塚抄‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 454
姦淫への同情‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 474
悪魔の魅力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 494
随筆ヰタ・マキニカリス‥‥‥‥‥‥‥ 506
*稲垣足穂大全作品年譜IV(松村実)‥ 543
第5巻 1970.6.30
東京遁走曲‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
わが庵は都のたつみ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70
双ケ丘‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥86
宇治桃山はわたしの里‥‥‥‥‥‥‥‥‥94
雪融け‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 156
芦の都‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 174
日本の天上界‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 214
東洋の幻想‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 244
シネマトグラフ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 260
僕の触背美学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 286
美のはかなさ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 298
天狗考‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 338
ヒコーキ野郎たち‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 358
武石道之介航海日誌‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 428
武石浩玻在米日記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 466
*稲垣足穂大全作品年譜V(松村実) ‥ 531
第6巻 1970.9.28
赤い雄鶏‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2
水晶物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥24
矢車菊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥44
電気の敵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50
薄い街‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥58
記憶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥64
お化けに近づく人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥70
夜の好きな王の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥76
ココァ山の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥84
青い箱と紅い骸骨‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥94
放熱器‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 108
北極光‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 114
わたしの耽美主義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 122
第三半球物語‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 130
リビアの月夜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 146
月光密輸入‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 156
出発‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 160
ラリー・シーモンの回想‥‥‥‥‥‥‥ 166
パンタレイの酒場‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 170
白いニグロからの手紙‥‥‥‥‥‥‥‥ 174
人工戦争‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 180
宝石を見詰める女‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 188
タッチとダッシュ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 194
オルドーヴル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 200
イカルス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 202
ちんば靴‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 206
奇妙な区廓に就いて‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 210
夏至近く‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 214
犬の館‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 218
カールと白い電燈‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 220
鶏泥棒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 222
海の彼方‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 230
月光騎手‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 236
星澄む郷‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 240
煌ける城‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 246
セピア色の村‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 258
或る小路の話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 264
七話集‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 274
チョコレット‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 278
黄漠奇聞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 300
★
フェヒナーの地球意識‥‥‥‥‥‥‥‥ 326
純粋人と不純粋人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 332
飛行機の墓地‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 338
工場の星‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 348
兜率上生‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 352
須弥山さわぎ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 362
四次元談義‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 368
僕の弥勒浄土‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 372
仏教の将来‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 380
朝日山の山桃の木に想う‥‥‥‥‥‥‥ 382
吊籃に夢む‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 384
ラジエーター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 400
新感覚派前後‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 404
唯美主義の思い出‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 418
香なき薔薇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 426
僕の蕪村手帳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 432
海と「存在」‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 440
酒壜天国‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 444
痔の記憶‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 448
オブジェ・モビール‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 464
おくれわらび‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 468
永劫流転‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 484
肉体とその自由‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 488
オブジェの魅力‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 494
聖道門への憧れ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 498
新歳時記の物理学‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 506
『一千一秒物語』の倫理‥‥‥‥‥‥‥ 532
佐藤春夫を送る辞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 536
病院の料理番人の文学‥‥‥‥‥‥‥‥ 554
浪花シリーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 560
額縁だけの話‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 590
滝野川南谷端‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 594
田端時代の室生犀星‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 610
本ぎらい‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 614
卓上キネオラマ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 622
アド・キルー「映画とシュルレアリスム」を読んで‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 626
世界のはて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 630
フウテン族の曲率‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 634
アフロディテ=ウラニア‥‥‥‥‥‥‥ 644
*稲垣足穂大全作品年譜VI(松村実)‥ 653
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稲垣足穂大全(七十五部限定版)
タルホスコープ
1974年5月にタルホスコープⅠ“ヰタ・マキニカリス”刊行。以下続刊
現代思潮社
A5・カバー
*解説-萩原幸子
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多留保集
1974年11月、多留保集1“宝石を見詰める女”刊行。以下続刊
潮出版社
B6・箱
ホタル事典
I タルホ拾遺
※本書刊行時に単行本・作品集等未収録の文章を集めたもの。
II 対談
江戸川乱歩、吉田一穂、瀬戸内晴美(寂聴)、小潟昭夫(フランス文学者)、平岡正明、松山俊太郎、森敦。
※乱歩とは少年愛について語っている。吉田一穂との対談は、加藤郁乎の司会で、当時の大詩人高村光太郎への罵倒合戦をするなど、言いたい放題。松山俊太郎や森敦との対談では、足穂も神妙に応じていて興味深い。
III 稲垣足穂の世界
伊藤整、宇野浩二、西脇順三郎、江戸川乱歩、萩原朔太郎、山本浅子、江藤淳、伊達得夫、塚本邦雄、瀬戸内晴美、三島由紀夫、飯沢匡、宗谷真爾、草下英明、亀山巌、藤井重夫、種村季弘、澁澤龍彦、出口裕弘、加藤郁乎、中村宏、笠井叡、常住郷太郎、高橋睦郎、川仁宏、三枝和子、中野美代子、田中美代子、ゆりはじめ、種村季弘×松山俊太郎(対談)、稲垣志代。
資料として芥川龍之介、室生犀星、武田泰淳、佐藤春夫、中井英夫、五木寛之、澁澤龍彦による短文、及、埴谷雄高と吉本隆明の対談から一部抜粋。
※稲垣足穂論集成。
IV 書き下ろし作家論
相澤啓三(攪乱された彗星軌道)、高柳重信(夜毎の「蝋人形」)、田中小実昌(ヒコーキの本)、谷川晃一(月への偏執によって結ばれた二つの精神)、萩原幸子(早大戸塚グランド坂時代)、山野浩一(それでも飛行機は飛ぶしかしらないだろう)、荒俣宏(タルホとダンセイニ)、西岡武良(月光都市・神戸)、窪田般彌(私のタルホ先生)、笠井久子(男性のなかの男性)、斎藤慎爾(緑星暦)。
V 多留保集作品年譜
※前述『稲垣足穂作品集』全八巻収録作品書誌。松村實。
VI 稲垣足穂年譜
高橋康雄編。
VII タルホ=セイゴオ・マニュアル
※若き日の松岡正剛氏による、189頁におよぶ白熱のタルホ論。これと高橋康雄氏による編集後記、奥付は本文用紙が藤色。
BIBLIA TALUHOLOGICA
稲垣足穂全集(筑摩書房版)全13巻
2000年10月第一巻刊行より順次続刊
筑摩書房
*13巻全
*解題-萩原幸子(各巻共通)
*編集-萩原幸子(各巻共通)
*装幀-吉田篤弘・吉田浩美(クラフト・エヴィング商會)
稲垣足穂コレクション
2005年1月第一巻刊行より順次続刊
筑摩書房
*文庫版、全8巻
*各巻に解説、初出一覧を付す。
*編集-萩原幸子
*装幀-安野光雅 カバーデザイン-吉田篤弘・吉田浩美(クラフト・エヴィング商會)
*カバー装画-稲垣足穂
*
潮出版社版選集
1986年
潮出版社
B6・仮とじ・カバー
*挿画-まりの・るうにい 装幀-戸田ツトム
「彗星問答」-澁澤龍彦の解説と月報を除き75年多留保集6に“私の宇宙文学”を付したもの。
「少年読本」-月報を除き75年多留保集4の再刊
「美少女論」-月報を除き74年多留保集1の再刊
「タルホ入門」-月報を除き74年多留保集3の再刊