タージ・マハル旅行団


Taj Mahal Travellers - July 15, 1972


Taj Mahal Travellers - August 1974


Various - Oz Days Live


Taj Mahal Travellers - Live Stockholm July, 1971


On "Tour" 「旅」について

DVD


Taj-Mahal Travellers - Live At Sohgetsu Hall In Tokyo, July, 15 1972


Taj-Mahal Travellers - Live In Tokyo, August, 19th 1974, Part One


Taj-Mahal Travellers - Live At Moderna Museet In Stockholm - 1st July 1971

Label:B 13 - B137, B 13 - B137 LP

Tracklist

A Untitled
B Untitled

Credits

Double Bass [Electric], Santoor, Voice - Ryo Koike
Electronics, Engineer - Kinji Hayashi
Trumpet, Synthesizer [Mini-korg Synthesizer], Timpani - Seiji Nagai
Tuba, Percussion - Yukio Tsuchiya
Violin [Electric], Harmonica, Voice - Takehisa Kosugi
Voice, Percussion - Tokio Hasegawa
Voice, Percussion, Mandolin - Michihiro Kimura

Notes

B 13
c & - 2011 издательство "Мирумир" - Licensed by Alfa/RVI, Tokyo - Ltd edition of 500 copies

Transparent PVC sleeve containing pressing on white vinyl and transparent PVC insert with red lettering.
This is the first part of a two-night performance. The second part was released as B138.


Taj-Mahal Travellers - Live At Moderna Museet In Stockholm - 9th July 1971

Label:B 13 - B138, B 13 - B138 LP

Tracklist

A Untitled
B Untitled

Credits

Double Bass [Electric], Santoor, Voice - Ryo Koike
Electronics, Engineer - Kinji Hayashi
Trumpet, Synthesizer [Mini-korg Synthesizer], Timpani - Seiji Nagai
Tuba, Percussion - Yukio Tsuchiya
Violin [Electric], Harmonica, Voice - Takehisa Kosugi
Voice, Percussion - Tokio Hasegawa
Voice, Percussion, Mandolin - Michihiro Kimura

Notes

B 13
c & - 2011 издательство "Мирумир" - Licensed by Alfa/RVI, Tokyo - Ltd edition of 500 copies

Transparent PVC sleeve containing pressing on grey vinyl and transparent PVC insert with blue lettering.
This is the second part of a two-night performance. The first part was released as B137.


Taj-Mahal Travellers - Live

Label:B 13 - B151

Tracklist

A1 Live In Aarhus, Denmark, 12 March 1972 7:29
A2 Live In France, 10 April 1972 3:12
A3 Live At Cape Manazuru, Japan 20 July 1972 11:40
B Live At The Oz Club, Tokyo, Japan, 30 August 1973 21:54

Notes

B 13
c & - 2011 издательство "Мирумир" - Licensed by Alfa/RVI, Tokyo - Ltd edition of 500 copies

Transparent PVC sleeve containing pressing on clear blue vinyl and transparent PVC insert with black lettering.

All tracks are previously released. The A-side tracks are audio tracks sourced from the "On Tour" DVD; the B-side is the group's contribution to the "Oz Days Live" compilation.


Taj-Mahal Travellers - Live In Tokyo, August, 19th 1974, Part Two


タージマハル旅行団 / SOUND PICNIC AT KUWANICHIKA

タージマハル旅行団 / SOUND PICNIC AT KUWANICHIKA

ON SUNDAY 16TH OCT. 1977 3 - 8 PM 新品2CDR。

1977年10月16日学芸大前 轟二親でのライブ録音2枚組。

93分収録。デジタル・リマスター。


The Taj Mahal Travellers / Takehisa Kosugi - August, 1972, London

「The Taj Mahal Travellers / Takehisa Kosugi - August, 1972, London」 1CDR

タージマハル旅行団/小杉武久の1972年ロンドンでのライブを収録したCDR。

小杉のソロ1曲 (Mano-Dharma Electronic ‘72= Catch Wave)、タージマハル旅行団のインプロ1曲収録。


 


小杉武久、タージマハル旅行団

小杉武久。1938年、東京都出身。東京芸術大学理学科卒業。
在学中、「グループ・音楽」を結成し、集団即興演奏、テープ音楽を始める。
60年代、前衛芸術家の国際的ネットワーク「フルクサス」に関わり、
ジョン・ケージ、一柳慧らと共演。69年、マルチメディアの即興音楽集団
「タージマハル旅行団」を結成。77年、ニューヨークに移住。カニングハム舞踊団専属の
作曲・演奏家となる。以後、同舞踊団と演奏旅行をする傍ら、日欧米の各地で個人の作曲・演奏を展開。
80年代以降、音を使った展覧会を世界各地で行っている。


タージマハル旅行団「JULY 15,1972」(1972)
タージマハル旅行団の結成時のメンバーは小杉武久、長谷川時夫、永井清治、小池龍、土屋幸雄、木村道弘、
林勤嗣の7人である。小杉、土屋は現代音楽、永井、長谷川はフリージャズ(らしい)、小池は現代美術、
木村はポップ・アートのイラスト・デザイナー、とメンバーそれぞれが独自のキャリアを持っている。
演奏家、非演奏家を越えて集まった即興演奏集団である。
メンバーはそれぞれが好きな姿勢で演奏する。疲れたら、勝手に休息をとったり、表に出ていったりしてもよい。
あるメンバーは演奏中、会場から外に出て、庭に枯葉を並べて、それをジーッと見つめるパフォーマンスを
行ったり、もみ殻を掴んでサラサラとその上に落としたりする。いかなる制約にもとらわれない、
総合芸術集団と言える。ここまで自由だとパフォーマンスなのか遊びなのか区別がつかない。
彼らはヴァイオリン、ベース、ギター、パーカッション、クラリネット、トランペット、オシレータ、ヴォイスその他
を使用。演奏はエコーマシンにより緩やかな広がりのあるサウンドとなっていく。なんとなくインド音楽を
彷彿させるサウンドである。エコーマシンの使用により、ただの「大人の遊び」に陥りそうな彼らの演奏を
官能的、幻想的な音楽に変化させている。

タージマハル旅行団は1976年頃、小池龍と土屋幸雄が宗教活動に入るのを機にグループを去り、
76年には小杉武久も脱退、その後グループはいつのまにか消滅した。

「JULY 15,1972」は東京・赤坂月草会館ホール実況録音盤である。2002年に初CD化された。


小杉武久「CHACH WAVE」(1975)
75年に発表したソロアルバム。伝説のアルバムと言われ海外でもブートが出回っていたが、
2002年初CD化された。70年代最前衛音楽作品である。
1曲目「マノダルマ74’」はヘテロダイン現象(*)を利用した作品である。
演奏者(小杉)のヴァイオリンと声、2台の高周波発振器の聴こえない波が受信機(radio)の内部信号
との干渉で発生した電磁波の音、これらが電子回路でミックスされ、音の遅延装置(echo)2台に分配される。
エコーは音の波紋を作り出し、2つの異なった波紋の音はさらに分配され、その4系統は4個の音色フィルターに
入る。フィルターは超低い、音波の下のほうのゆっくりした聞こえない波によって作動されていて、
そこを通過する波紋を持った音は連続的に変化する。これらの音がアンプで増幅されスピーカーから現れる。
しかも、高周波発振器のうち1台は紐で上から吊し、それを扇風機の風で動かすことで
発振器と受信機の距離を変化させる。これにより音も変化する。
この扇風機の風の強さも可変電圧器を使い演奏者が手動で変化させる。
フィルターをゆする超低周波の波は暗闇ではゆっくりと動かすようにセットされてある。
演奏者は可変電圧器でランプを光らせる。するとランプの光が光電反応素子に感知され、それに流れている
うねりの波動をさわがせるのである。
つまり演奏者はヴァイオリン、声、風、光を同時に使って演奏するのである。扇風機の風による発振器の動きは
予測不能だから、これだけで完全即興演奏が出来てしまう。こんなことを思いつく小杉武久と
いう人間の頭の中はどうなっているのだろうか。

*ヘテロダインとはラジオの現象である。ラジオ周波数は電波であるがゆえ、人間の耳には聞こえない。
しかし、そうした高い波を調整すると、干渉しあってその間の周波数の波が取れる。その取れた波が
音波の領域にあれば耳に聞こえるのである。


(引用)


タージ・マハル旅行団